令和時代の「老後」は20年以上。時間の概念をアップデートする

かつての「定年=隠居」というモデルは、すでに過去の遺物となりました。現代において60歳や65歳で第一線を退いたとしても、その先には20年、30年という膨大な時間が待っています。これは、成人が社会に出てから定年を迎えるまでの期間に匹敵する長さです。

この時間を「余生(余った人生)」と呼ぶのは、あまりにももったいない。50代の私たちがすべきなのは、時間の概念を根本からアップデートすることです。これまでは「他者や組織のために切り売りしてきた時間」でしたが、これからは「自分の純粋な好奇心のために投資する時間」へとシフトします。

例えば、平日の午後にカフェで読書をしたり、平日の空いている時間に旅行へ行ったり。こうした「現役時代には贅沢だったこと」が日常になります。その日常を支えるのは、50代のうちに耕した「好奇心の種」です。定年後に急に趣味を探すのではなく、今から少しずつ仕事の比重を下げ、浮いた時間で「自分は何をしている時が一番幸せか」を実験し始めてください。この20年を「第2の黄金期」にする準備は、もう始まっています。

コメント